環境・水処理
密着・接着・粘着
環境対応
カーボンニュートラルを目指した粘着剤のバイオマス度向上
バイオ由来原料の割合を高めた粘着剤を開発したいが…
環境配慮型粘着剤の開発に成功！カギとなった非可食バイオ由来アクリレートとは？
詳しく見る
2-オクチルアクリレート（開発品）
Biobased Monomer
2-OCTYL ACRYLATE（Product in Development)
低皮膚刺激性のバイオベースアクリレート
人にも環境にも優しいモノマー
2-オクチルアクリレートの概要
天然由来で非可食部のアルコール（ヒマシ油由来）を活用したバイオベースアクリレートです。
| 化学名 | 2-OCTYL ACRYLATE |
|---|---|
| CAS No. | 42928-85-8 |
| 化学式 | C11H20O2 |
| 分子量 | 184.28 |
2-オクチルアクリレートの特徴
1. 非可食バイオ
食料と競合しない非可食の天然由来原料を使用しています。
2. 皮膚刺激性が低い
GHS区分に非該当の低刺激性製品で、製造現場の安全性向上に貢献できます。
3. 粘着剤用途の汎用モノマーと同程度の粘着物性
同じ分子量を持つ2-エチルヘキシルアクリレート（2EHA）と同程度の粘着物性です。
| バイオベース炭素含有量※1 | 73% |
|---|---|
| マスバランス炭素含有量※2 | 0〜27% |
| 皮膚刺激性（GHS分類） | 区分に該当しない |
| 皮膚刺激性（P.I.I） | 0.7 |
| ガラス転移温度（Tg） | -44℃ |
※2 ISCC PLUS認証によりマスバランス方式で割当可能なサステナブル炭素含有量
| バイオベース炭素含有量※1 | 73% |
|---|---|
| マスバランス炭素含有量※2 | 0〜27% |
| 皮膚刺激性（GHS分類） | 区分に該当しない |
| 皮膚刺激性（P.I.I） | 0.7 |
| ガラス転移温度（Tg） | -44℃ |
※2 ISCC PLUS認証によりマスバランス方式で割当可能なサステナブル炭素含有量
2-オクチルアクリレートの粘着物性
粘着剤の原料として使用される2-エチルヘキシルアクリレートと同程度の粘着物性を示します。
BA：2OA = 1：1（+その他官能基）
BA：2EHA = 1：1（+その他官能基）
BA：nOA = 1：1（+その他官能基）
架橋剤 イソシアネート系
BA：ブチルアクリエート
2OA：2-オクチルアクリレート
2EHA：2-エチルヘキシルアクリレート
nOA：n-オクチルアクリレート
2-オクチルアクリレートの想定用途
粘着剤・接着剤
テープ
インキ
トナー
制振材料
焼成バインダー
関連する事例はこちら
