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プラントでの排水処理方法探索
燃料費を削減して、CO2排出量も抑制する排水処理方法が見つからない…
燃料費を大幅に削減！今必要とされる排水処理用「触媒技術」の魅力とは？
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触媒湿式酸化排水処理用触媒
（CWAO用触媒）
Wastewater Treatment Catalysts for Catalytic Wet Air Oxidation (CWAO)
焼却処理よりもCO2削減とランニングコスト低減で注目の排水処理技術
CWAO用触媒の概要
- 日本触媒が独自に開発した固体触媒を用いて、排水中に含まれる有機物等の有害物質を無害化
- 反応で発生する熱を有効利用可能
CWAO用触媒の特徴
1. CO2排出量の低減が可能
排水の加熱に反応熱を有効利用が可能。一定以上の排水濃度があれば熱的に自立し、熱的自立環境下では燃料不要なためCO2排出量の低減が可能。
2. 低ランニングコスト
適正なCOD濃度排水（20000～50000ppm）では追加燃料が不要となり、低ランニングコスト。
3. 複数成分の同時除去が可能
有機物（COD成分）、窒素化合物、硫黄化合物を同時に分解除去可能。
4. 生物処理との組み合わせ
CWAO設備後方に生物処理設備を設置することで、更なる高度処理が可能に。
各種排水処理方法との比較
| 処理方法 | 触媒湿式酸化排水処理（CWAO） | 焼却処理 | 生物処理 |
|---|---|---|---|
| 概要 | ～280℃・～8MPaの液中で固体触媒を用いた酸化分解システム | 燃料を用いて焼却するシステム | 微生物を利用した処理システム |
| 適用排水 | 化学プラントなどの排水 | 高濃度・小流量の排水 | 易生物分解性物質の排水 （高濃度は不可） |
| メリット | ・CO2発生少 ・低ランニングコスト ・生物毒性物質処理可能 ・専任オペレータが不要 | ・難分解性な種々の排水を処理可能 | ・多量排水の処理に適する ・易生物分解性の低濃度排水を高度処理可能 |
| デメリット | ・触媒被毒になる物質を含む排水処理は困難 ・高圧ガス適用 | ・CO2発生多 ・NOx、SOx 発生 ・ランニングコスト大 | ・生物毒性物質処理困難 ・専任オペレーターが必要 ・余剰汚泥発生 ・設置面積大 |
対応可能な排水の種類
- 炭化水素系排水（フェノール、カルボン酸類、ホルムアルデヒド、など）
- 窒素化合物排水（アンモニア、ニトロ化合物など）
- 有機塩素化合物、硫黄化合物
- 色やにおいがある排水（脱色、脱臭も可能）
CWAO処理に向かない排水
- 水不溶性の固形物を含有する排水
- 油分を多く含有する排水
- スケール成分を多く含有する排水
- リンを多く含有する排水
- 飽和塩濃度に達している排水（塩濃度で15%以上の排水）
事前処理を追加することで対応可能な場合もあるため、お気軽にご相談ください。
CWAO用触媒の適用例
プラント排水処理 （フェノール・エチレン・アクリル酸など）
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