艶消し用微粒子(マット剤)

EPOSTAR™ Series (Matting Agents)

高屈折率が特長!
メラミン/ベンゾグアナミン樹脂微粒子(エポスター®)

艶消し用微粒子(マット剤)

艶消し用微粒子(エポスター®)とは

エポスターシリーズは、熱硬化樹脂球状微粒子でインキ・コーティング剤・フイルム等に添加する艶消し用途の微粒子(マット剤)として用いられています。エポスターの中でもベンゾグアナミン樹脂を原料とする微粒子は、一般的な有機粒子(アクリル、スチレン等)よりも高屈折率(n=1.66)が特長で、ヘーズと光透過率のバランスを大きく調整することで艶消し性能を発揮します。

ベンゾクアナミン構造

エポスターにより光の乱反射を起こし、艶消しを発現

艶消し用微粒子(エポスター®)の特長

1. 耐溶剤性

アルコール系(エタノール、IPA)やケトン系(MEK、MIBK)、芳香族系(キシレン、トルエン)等の幅広い溶剤に対して耐久性(溶解、膨潤しない)に優れます。

2. 高い分散性

複数の溶剤に対して耐久性がある架橋樹脂微粒子であることから、各種溶剤への高い分散性を有し、塗料やインキに配合した際にも安定的に分散が可能です。具体的な分散方法についてはこちらよりお問い合わせください。

3. 高い耐熱性

熱分解開始温度が200℃前後であり、高い耐熱性を持ちます。

艶消し用微粒子(エポスター®)のラインアップ

粒子径や粒度分布が異なる複数のラインアップを取り揃えております。

品番MSM05L15M30
タイプベンゾグアナミン
ホルムアルデヒド縮合物
ベンゾグアナミン/メラミン
ホルムアルデヒド縮合物
化学構造
平均粒子径
(μm)
2593
粒度分布広い
屈折率1.66
真比重1.4
形態粉体
熱分解温度200℃前後

艶消し用微粒子(エポスター®)の想定用途

塗料、インキ

塗料、インキ

電子機器

電子機器

家電

家電

モビリティ用内装

モビリティ用内装